「まだ創業したばかりなのに、経営計画なんて早いですよね?」
そうおっしゃる社長は少なくありません。
でも実は――創業1〜3年目こそ、経営計画が会社を守る“羅針盤”になります。
■ 計画がないと、日々の忙しさに流される
創業当初は、営業・請求・人の採用・経理など、やることが山積み。
多くの社長が「気づいたら1年が終わっていた」と振り返ります。
しかし、目標がないままの1年は、気づけば資金が減り、忙しいのに成果が見えないという悪循環に。
経営計画とは、会社の将来像を「数字で見える化」する作業です。
どんなに小さな会社でも、今後の方向を定めることで経営のブレがなくなります。
■ 経営計画は“銀行”と“社員”にも伝わる
銀行は「数字で考えられる社長」を信頼します。
経営計画書があるだけで、融資の相談がスムーズになり、資金繰りの見通しも立てやすくなります。
また、社員がいる場合も、「どこを目指している会社か」を示すことは大切です。
方向性が見えると、人は安心して力を発揮できます。
■ 難しい計算は不要、最初は“ざっくり3項目”でOK
最初から細かい予算表を作る必要はありません。
まずはこの3つを整理してみましょう。
1️⃣ 売上目標(年間・月別)
2️⃣ 経費の見込み(人件費・家賃・仕入など)
3️⃣ 手元資金の推移(今の資金で何か月もつか)
これだけでも、「今のペースで本当に大丈夫か」がはっきり見えてきます。
■ 計画を“作って終わり”にしないために
計画書は作ることが目的ではありません。
毎月の数字と照らし合わせて見直すことが大切です。
そうすることで、経営の“感覚”が次第に“数字”として見えてきます。
税理士法人修成では、創業間もない社長と一緒に、
「シンプルでわかりやすい経営計画書」を作り、月次決算でフォローしています。
一度立ててみると、「先が見える」安心感がまったく違います。
「経営計画を立ててみたいけど、どこから始めれば…」
そんな方は、まず一度ご相談ください。